愛車の中古スズキセルボ。走行距離5万kmを超えたのもあり、恐らく一度も交換されていないブレーキフルードの交換について検討することになりました。
ブレーキは生命に関わる大切な部分なので、業者に任せた方が良いことを理解した上で、敢えてDIY魂をつぎ込んで初めてチャレンジしてみることに。
準備品
・ジャッキアップ一式
・フルードブリーダー(自作)
・ブレーキフルード液 DOT-3
・8-10の眼鏡wrench
・シーリング剤(液体ガスケット)
・スポイト
・タオル(フルードこぼれ防止)
・オイル捨て箱
自作のブリーダーについて
当初は専用のブリーダーが必要かと思いましたが、それなりの値段です。数年に1回の作業のために高額専用工具って、やっぱり躊躇しますよね。
そこで、あるDIY先輩が行っていた簡易自作ブリーダーでチャレンジすることに。
もともと家にあった自転車の空気バルブを1WAYバルブとして転用。チューブとクリップだけを購入し、ペットボトルを使ってブリーダーを自作しました。
作業手順
フロントアップ
・タイヤ止め
・ジャッキアップ&ホイール外し
古いブレーキフルードを抜く
・タオルで養生
・キャップとフィルター外す
・水で洗って乾かす
・スポイト&ペットボトルで出来る限り抜く
新フルード継ぎ足し
・MAXまで
交換キットをセット
・右フロントから
・キャップを外す
・ねじ山回りをガスケット塗って空気漏れ予防
・ホースは逆U字を書くように
・ペットボトル側はホースを奥まで入れて、古フルードに浸す
・レンチを掛ける
・キットをセットし、クリップで止める
ブレーキを踏んでもらう
・10ミリレンチで90~180度くらい開放
・「踏んで~」
・踏んだらゆっくり戻す(エアを吸いにくくなる)
・20回くらい繰り返す
・色が変わったら「踏みっぱなし~」
・レンチを閉じる
・「3回踏んで踏みっぱなし~」
・レンチを一度開いて、すぐ閉じる
作業所感
チューブ内のオイルの動きを見たかったので、結局ブレーキのポンピングは妻に協力を依頼。(1Wayバルブの意味薄れ。。)
無事オイルが移動している状態も確認できたので良かったです。
初めてだったのと、オイルの色の見極めが分かりにくかったので、完全に交換できたとは言えませんが、ある程度交換できたのでヨシとします。
試運転でも問題なかったし、何とか自力で交換できたので、満足です。
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