アイドリング不調を起こしやすいK6Aエンジンの予防整備
愛車のSUZUKI セルボは、K6Aというエンジンが積まれています。
このK6Aエンジンは、アイドリング不調を起こしやすいという話があります。
不調の原因は、ISCVやスロットルバルブが汚れが溜まって、空気が通りにくくなっているためらしい。
ISCVとは、アイドリング・スピード・コントロール・バルブの事ですね。
実際に乗っていて、今のところアイドリング不調は感じておりませんが、既に6万kmを超えているので、予防整備として以前から関心のあった「スロットルバルブ&ISCVの洗浄」を初めてDIYでやってみることにします。
洗浄をすることで、アイドリングの安定はもちろん、燃費も良くなる、という話もあるので、ちょっと期待。。
作業の備忘録です。
作業手順
・エアボックス外す
・エアクリーナーホース外す
・スロットルバルブから、ISCVなどを外す
・スロットルバルブ、ISCV等を洗浄、拭き上げ
・元に戻す
・コンピューター(ECU)をリセットし、きれいになったアイドリング状態を学習させる
ECUのリセットは、ISCVの洗浄とセットで行うべきものらしい。
手順は以下の通りらしい。
ECU(コンピューターリセット)のため、バッテリーのマイナス端子を外す。
ECUのカプラーを外す
不必要な部品を取り除く
→エアクリーナーボックス、ダクトを外す
スロットルを閉じたままで、スロットル表面にエンジンコンディショナーを軽く全面に吹いて1~2分ほど置く。
エンジンがかからない程度にセルを1度回した後、キッチンペーパーにキャブクリーナーを吹いて濡らしたもので、丁寧に拭き掃除をする。
ECUのカプラーを元に戻す
バッテリーのマイナス端子を元に戻す
キースイッチをオン状態で1分程放置
その後エンジンを掛けて、アイドリング状態で約10分放置
作業ギャラリー
感想
今回初めての作業だったが、作業自体はそこまで難しいものではなかったし、いわゆる「予防整備」ということではあったが、やっぱりやった方が気持ちの良いものである。
予防整備だったので、洗浄後にそこまでアイドリングの感覚に変化があったかと言われれば、正直変化はあまり感じなかった。そもそも大きな問題もなかったしね。。
今度はオイル交換前に、本来のエンジンコンディショナーの用途であるエンジン内の洗浄作業をやってみることにしよう。
実行してみたからこそ、新たな気付きが生まれる。
失敗も勉強のうち。やっぱりDIYは楽しいね。
準備したものや道具など
準備品 | 価格 | 備考 |
---|---|---|
エンジンコンディショナー | ¥1,500 | |
スタビーラチェットドライバー | ¥1,200 | 狭い場所でのネジ開閉 |
Oリング | バイメタル用。(ISCV用は今回忘れた。。) | |
ウエス、綿棒、細ブラシ、ペーパータオル | 汚れ取り | |
板ラチェット、ピンセットなど | 狭い場所でのネジ開閉。スタビーラチェットがあれば、板ラチェは要らない |
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