ATF交換 失敗の記録・・|スズキセルボ

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オートマフルード(ATF)のDIY交換にチャレンジ!

走行距離5万kmを超えたのもあり、ATF(オートマフルード)交換について検討することになりました。

「ATFは交換しない方がいい」という意見もある中、オイル類の一通りの交換作業を知っておきたい自分。 ;^_^A)

もちろん整備業者に任せるとラクなのですが、ディーラーに任せると多分数万円は取られるでしょうし、腕が良くてコスパのいい整備業社が近くにはない、というのが正直な感覚。。(沖縄ですし・・)

ということで、素人DIYにてやってみることに。

調べてみると、ATFの交換には以下の3つの方法があるらしい。

①ドレン抜きだけ
⇒オイルパンそばのドレンボルトから抜く。少量しか抜けず、あまり効果がないらしい。

②業者の専用機械で完全交換
⇒ディーラー等でATFを完全循環させてキレイにする専用機械(トルコン太郎?)で入れ替えるのが最高ですが、3万~5万円くらい掛かるとか。。(身近で調べてないけど)

③ドレン抜き+オイルパン外してストレーナ(フィルタ)掃除
⇒専用機械を使わない方法として、ドレン抜きをした後に、ATFのオイルパンを外せば、半分くらいは入れ替えが可能。
それを2回~3回繰り返すことで、大部分のATF交換ができるらしい。
さらにストレーナー(フィルタ)を外して掃除or交換をすればよい。

上記の中で、素人DIYとしての落とし所として、③を1回だけやることにしました。
数回繰り返すだけの心と体とお財布の余裕がない・・。

ATF交換工賃(ネット調べ)

8000~30000円

準備

・新ATF(アイシンAFW+4L)
・100均醤油さし(底抜いて、ジョウゴ代わり)
・オイル受け(底が深いもの)
・計量カップ1L
・オイルジョッキ
・キッチンペーパー
・パーツクリーナー
・液体パッキン
・ハンマー
・廃油ボックス5L
・スクレイパー
・エクステンション
・ビニル手袋
・背板マット
※ガソリン
→後で知った。液体パッキン剥がすのに有効。

作業手順

レベルを確認

・COOL時の範囲にあるか確認

下から抜く

・ジャッキアップ、ウマ掛け
・ドレンボルト緩める(17mm)。ATFオイルパンのちょっと奥。

・廃油受け用意してドレンボルト抜く
・ドレンパッキンを交換
・ドレンボルトを締める
・洗浄
・廃油量を調査する。(2Lくらい?のはず)
→実際には1.83Lくらいだった。

オイルパンの脱着、ストレーナ洗浄

・ビニル手袋装着。背板マット敷く。
・ボルト13個(10ミリ)を全て抜く。
・液体パッキンで固着しているので、布を当ててハンマーで叩いて外す。オイル漏れに注意。
→めっちゃ苦労(後述)
・オイル量を計測。最終計測のオイルは取っておく。(オイル不足対処のため)
→1.5Lくらいだった。
・ミッション内部のオイルを拭く
・古い液体パッキンはスクレーパーなどでこすり取る。
・ストレーナーを外す。ボルト10ミリ。8ヵ所。長さの違うロングボルトが3本+1本ある。場所忘れずに
・ストレーナ洗浄(今回は洗浄のみで対処)
・オイルパン洗浄。磁石洗浄。
・ストレーナ取付
・オイルパンに液体パッキンをまんべんなく塗る
・オイルパン取付
・ジャッキダウン

上から入れる

・ジョウゴをセット
・ATF注入。同量を慎重に。(→3.4L入れた)
・レベルチェック

レベルを確認

・エンジン始動、暖機
・エンジンを始動させ、エンジンの回転数が落ちつくまで待つ。
・暖機運転が終了したらエンジンをかけたまま、サイドブレーキを確実に引いて、フットブレーキをしっかり踏む。
・シフトレバーを「P」の位置から「L」まですべてのポジションにゆっくりと移動、各ポジションで数秒間保持(ATF がすべてのギヤに行き渡る)
・シフトレバーをゆっくり「P」の位置まで戻す。
・もう一度繰り返す
・エンジンはかけたままで、ボンネットを開ける。
・ATF レベルゲージを確認。暖まっているときはゲージ上部の「HOT」側の上に来ているか確認。
・エンジン止める

作業所感

真っ黒のATF

真っ黒のATF

ドレンボルト外して、ATF抜いたら、見事に真っ黒。。
透明な赤だったという面影は全くありません・・(苦笑)
これを見ただけでも、交換した甲斐がありますね。

オイルパンとの格闘

とにかく大変だったのが、ATFオイルパンを外すところ。
13本のボルトを外すのを寝そべった体勢で行う大変さは覚悟していたのですが、大変だったのはその後の固着したシール剤を剥がすことでした。
事前の調査では、ボルトをある程度外して、ハンマー等でトントン叩けばシール剤が剥がれてオイルパンが外れるとのこと。

ところが・・・・。

距離は5万kmですが、いかんせん11年経っている車です。
オイルパンが完っ全に固着していて、ハンマーでいくら叩いてもピクリとも動かず外れる気配がありません。

でも、ここまでボルトを外しておいて、後戻りはしたくない。
素人なりの浅はかな発想で、やってはいけない失策を実行に移してしまいます。。

マイナスドライバーをオイルパンの接着部に当てて、ハンマーでガンガン叩いて力業で剥がす。
もう、これくらいしか思いつかなかった訳ですね。

寝そべったつらい体勢で、ガンガン叩きました。
40分くらいは格闘していたでしょうか・・・

ようやくオイルパンがグラグラと動き始め、光が見えてきました。

できる範囲でドライバーを突っ込み、引き続きガンガン叩きます。

なんとかオイルパン一部のシールが剥がれ始めてガンガンたたき続けることで、ようやくオイルパンを外すことができました。



しかし、やり始めて懸念していたことが現実に。
マイナスドライバーで力技でこじたことで、オイルパンの接着部が傷だらけに・・・

せめてもと、紙やすりで凹凸を削り取り、何とか液体パッキン塗ってごまかした感じに・・・(;^_^A

磁石とストレーナの清掃

取り出したオイルパン内部の磁石と、取り外したストレーナ。
特に磁石には、真っ黒な鉄粉がたくさん付着していました。

こういったものをきれいにすると、気持ちがいいものです。
苦労してオイルパンを外した甲斐があったというものです。

さらに大失敗

ようやく外したオイルパンの清掃や接着面の凹凸を滑らかにして、液体パッキン塗って取付け。
苦労しながら13個のボルトを一つ一つ付けていたのですが、寝転んだ体勢を長く続けていると気分が悪くなってきます。
おまけに手軽なインパクトも持っていないので、手作業。。キツイ。。

ラチェットよりも、T型ボックスレンチがやりやすいことに気づいて、T型レンチでボルトを締めていたところ・・・

事件が起こりました。

ボルトを締めているはずなのに、なんだか緩くなったのです。

疲れ切っているのもあり、ボルト締め付け部分も良く見ていません。

(あれ、なんかおかしいな・・・。)
とは思ったものの、もっと締めればいいのかなと安易に締めこんでしまったところ・・・

「パキ!!」

なんとボルトをねじ切ってしまったのです・・・・・・Σ(・□・;)

「あ~~、やっちゃったぁ~~!」

もう、後の祭りですね。
折れちゃったらどうしようもありません。

ねじ切れたボルトの頭
ねじ切れたボルトの頭

失敗して初めて、T字レンチは、力を入れ過ぎちゃうから注意、的な情報を思い出したりするんですよね。

救いとしては、13個のうちの1つだったので、緊急性が高い致命的失敗とはならなかった点。
一先ず、液体ガスケット塗りたくって保留です・・・。

ボルトがない
ボルトの頭がない・・

とはいえ、気分も悪いし、いずれ折れたネジ部分を取って、新しいボルトに付け替えないといけない。
特殊な工具が必要な感じだし、これはもう、業者に頼むしかないかな・・・・

ということで、素人が手を出すと結局失敗するという典型例となりました。
素人DIYの方は、同じ失敗繰り返さないようにご注意下さいね。
最初から、業者に頼めばいいだけなんですけど。

でも「ボルトねじ切りは、整備士なら一度は通る道」という話を聞いたこともあるので、個人的には初めての良い経験ができたと思えばいいのかもしれません。整備士じゃなくて素人ですけど。。

意外な効果

実は、中古車としてこのセルボを購入したときから、オートマのレンジを「D」から「3」に移動させるとき、結構固くて動かしにくかったのです。

運転初心者だった妻は、「これ、動かないよ」と言っていたくらいで、男の私は勢いよくレバーを横からたたく感じで動かすのに慣れていたのですが、女性には動かしにくい状態でした。

今回ATF交換を行ったことで、今までよりもだいぶスムーズに動くようになったのです。

色々苦労も失敗もしましたが、やっぱり交換して良かったな、と実感できました。

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コメント

  1. […] 前回のATF交換作業 […]

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