後席ドア付近ボディに見事なスリ傷
車で出かけている妻から電話が・・
ゴメン、車 壁にこすっちゃった!
私は別に怒ることもありません。車ももう10年以上乗ってる中古車だしね。
人間にケガがなくて何より。
車のこすり傷くらいなら、DIYでも何とかなる。むしろ傷修復のチャレンジの機会が与えられたと思って前向きに修復に取り組んでいきましょう。
という事で、備忘録がてら修復手順を記載していきます。
■業者に依頼した場合のボディ擦り傷の標準工賃
約 2万円
※ネット調べ
ボディ擦り傷の修復手順
・サンドペーパー320番で傷を滑らかにする
・傷の内部まで、ゴミや粉を取り除く
・シリコンオフで脱脂
・うすづけパテを塗っていく → 乾燥(20℃で1時間)
・600番でパテを滑らかにしていく
・1000番で足付け(※足付け最後は1500番でやった方がいい)
・塗装範囲をマスキング
・シリコンオフで脱脂
・プラサフ塗装 3回位
・1000番で表面を平らにする(※足付け最後は1500番でやった方がいい)
・シリコンオフで脱脂
・メイン塗装 → 5回位
・クリア塗装 → 3回位
・ボカシ剤塗装 →ちょっとだけ
・完全乾燥させる
・2000番 → コンパウンドで磨く
・鏡面コンパウンドで磨く
作業ギャラリー
DIYボディ傷塗装修復の反省点
今回は2回目のボディ傷修復塗装。
初めてやった時は、試しにバンパーをやってみて、見事に大失敗した(苦笑)。
今回もハッキリ言って失敗。。(苦笑)
以下、反省点や今後の注意事項。
・そもそも、塗装以外の手段が最優先か・・
出来るだけ塗装ではなくて、【傷のみを埋める手段】で目立たなくさせる方法の方が無難。
・出だしの対処が浅はか
そもそも、最初から320番で磨いてしまったのは傷を深めただけだったような。傷消し用コンパウンドでもっと丁寧に磨いておくべきだった。
・マスキングが甘い
スプレーが範囲から逸れても絶対に他の部分にスプレーが当たらないように、面倒がらずにマスキングをしっかりやるべき。
・スプレー缶の吹き塗りが甘い
初心者ゆえのビビリ感で、プラサフにしても、クリアーにしても、吹きが甘い。もっと丁寧に重ね塗りをしていく感覚で吹くべし。
・「戻し塗り」はダメ
基本は、上から左右往復で吹いていくが、一番下にいって、そのまま下から上に戻ってはだめ。下の部分が乾いてないのに重ね塗りをすると、「タレ」の原因になる。
という事で、塗装の奥深さを改めて感じるとともに、何だかもっと塗装技術を向上させたい好奇心も湧いてきた感じ。
やっぱり、今回塗装までチャレンジしてみて良かったね。どうせ10年越えの中古車だから、色々とやってみるべしだよね(笑)
今回も、傷消し塗装にチャレンジしてみて、とても勉強になりました。
またボディ傷つけちゃったら(苦笑)、自分でやってみよう。
今回の出来はまだまだ不満足だけど、修理代2万円が浮いた+塗装の勉強になったので、やっぱりカーDIYは楽しいですね。
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