PR

50歳から1年間の独学勉強で電験三種に合格した方法

50歳から目指す電験三種合格
当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。記事内容は公平・素直を心がけています。

50歳で一大決心 第三種電気主任技術者(電験三種)の合格を目指す

令和5年1月頃、私はとある電力エネルギー関連会社に中途採用として働いていました。

当時電気関連で持っていた資格は、第二種電気工事士だけです。

元々電気関連の学校で学んだことはなくて、第二種電気工事士の資格は40歳の頃にテキストと技能試験の練習キットで独学で取得したものでした。

仕事は現場スタッフとして、設備設置のための現場調査や設置工事、たまに電気工事を手伝うこともありますが、多くは設備の定期点検などルーティンワークがメインです。

また業務の一環で、年に数回、その都度約1ヶ月間くらいの長期出張に行かなければならない事があり、出張期間も普段より大きな現場での単調作業の繰り返しや、残業を強要させられての点検作業など、結構大変な労働環境です。

仕事として誰かがやらなければならないのは分かっていますが、機械の一端を担うようなルーティン作業の労働環境が続くことが多く、さらに平日残業に加え、土曜日出勤は当たり前、さらに日曜出勤が必要なこともしばしば、といった感じでなかなか芳しくない労働環境で大変な日々でした。

さらに一緒に居る時間の多い同僚が寡黙で、あまり新しいことには関心を示さないタイプの人だったのもあり、当時はどうしても仕事にマンネリ感やつまらなさを感じてしまっていました。

そんな時、たまたま見ていたYoutubeで電験三種の資格が紹介されていました。

そんな惰性的な日々が続く時期だったからなのもあり、何か自分がチャレンジするものが欲しかったのかもしれません。

すでに年齢にして50歳ではあり、余裕があまりない労働環境にあったのにも関わらず、『勉強し続けることが幸せな人生を送る要素の一つ』というどこかで聞いた格言(?)を信じ、

人生最後の資格試験へのチャレンジだと思ってやってみるか

という気になっていきました。

電験三種過去問 理論(H30年度 問1)
電験三種過去問 理論(H30年度 問1)

立ち寄った本屋で立ち読みがてら、初めて手に取った電験三種の過去問題集を見た時は、本当にチンプンカンプンでした。。

問題の意味さえ理解できません。こんな問題を自分が解けるようになるのかな、とさえ思いました。
多くの電気に馴染みの無い人にとっては、問題を見ただけで挫折してしまいそうになるでしょう。

これが解けるようになるには相当の時間と勉強量をこなさなければならない、ということは理解できました。

ネット上の情報を調べてみると、当時みた情報では、電験三種合格までの勉強時間は約1,000時間。平均的に約3年間かかるという。。

科目も「理論」「機械」「電力」「法規」と4科目あり、どれも難しいとのこと・・。

(やっぱり、この歳でチャレンジは無謀かな・・)

こんな感じで最初の頃は、そもそも電験三種の受験をすること自体への決意が揺らぐこともありました。

しかし、今までの日常がこのままずっと続いていくことが何となく納得がいかず、チャレンジすることが人生であると自分に言い聞かせて、先ずはテキストを購入して勉強し始めてみることにしましたた・・。

そして、年齢もいってるのであまり悠長な感じで取り組みたくもなかったので、合格までに3年間も掛けたくないという気持ちでした。

また、電験三種では科目合格という制度があり、例えば4科目のうち1科目だけ合格すれば、一定期間その科目は合格者として保持できるので、次の試験では残りの3科目に集中できるというありがたい制度があり、一度に4科目を合格しなくても良いわけです。

合格するまでの目標は2年間!

資格取得までの目標を、とりあえず2年間と定めてみました。

あまり気負わないように、勉強は興味があるから楽しんでやる、新しいことを知ることは楽しい、自分ならできる、人生を後悔しない、なんていうような言葉を繰り返し自分に言い聞かせながら、資格勉強に取り組んでいきました。

令和5年1月半ばに最初に買った参考書。
当時は4科目のうち、まずは興味がある科目から取り組むのが良いと思い、「電力」のテキストを購入。
本格的に電験三種の学習に取り掛かります。

結果として

令和5年上期試験で「理論」と「電力」に合格。

令和5年下期試験で「機械」と「法規」に合格

結果的に、当初の計画を上回る1年間という期間で、電験三種に合格することができました。

振り返ってみると、ちょうど半年で2科目ずつ、という配分が自分には合っていたと思います。

本番で一日に4科目を受ける集中力は持たないし、勉強するにしても一度に4科目では力が分散してしまって、記憶力の悪い自分にはとても無理だったと思います。

上半期には「機械」と「法規」は一切勉強せず、「理論」と「電力」のみを集中的に学習し、無事その2科目を合格してからは、下半期は「機械」と「法規」のみに集中して取り組むことができました。

ネット上には、半年の学習で4科目全て合格してしまった、という強者も見かけますが、自分の年齢や環境に置いては、我ながら最短経路で取得できたと思います。

以下に、50歳の私が独学で取り組んだ電験三種合格のための学習方法を具体的にお伝えします。

失敗したことも含めて全てお伝えしますので、参考にしてください。

コーヒー1杯ほどの値段で、あなたの学習時間が大きく削減できれば幸いです。

具体的な学習方法

コメント

タイトルとURLをコピーしました