トラブル発生 オイルパンからATFが漏れてきている!!
先回のATF(オートマフルード)交換作業にて、何とか終えたのですが、後日トラブルが発生しました。
車の下を覗くと、なにやらオイルの染みだれが・・・
「おや?」
と思って確認してみたら、前回脱着したATFオイルパンの淵の部分から、ATFがにじみ漏れているではないですか・・・
原因としては3点ほど考えられました。
特に①はもともと何とかしないといけないと思っていただけに、ATF漏れを確認してから早めに動かないといけないと感じました。
しかしながら、前回の作業がかなり大変だったし、折れたボルトのねじ部分を取り除いておらず接合部に残ったままなので、取るのが大変だし、ということで、今回の漏れ防止作業を兼ねたオイルパン復旧作業は、当初 業者に頼むことにしようと思いました。
業者への見積りに悩む・・
近場の自動車整備工場の数件に、トラブルの状態を詳しく説明しました。作業としては、
といった感じ。
見積もりの概要を聞いてみたところ、いずれも¥26,000~¥32,000くらいの作業工賃。
ボルト代などの部品代は含まれていません。
3万円とられるくらいなら、自分でやるか・・・
ということで、結局DIYとして自力で修理してみることにしました。
準備
作業手順
折れたボルト除去作業
ジャッキアップ(高めに2段階)して、フロント左タイヤを外します。ハンドルを左に切っておけば、ATFオイルパンにアプローチしやすくなりました。
折れたボルトの箇所が、オイルパンの左タイヤ側だったのも不幸中の幸い。
ここで、「ネジザウルス」が活躍してくれました。
頭のないボルトのかけらをねじ部でもしっかり掴んでくれて、ちゃんと回すことができました。
最初は元の入れた方向に戻そうと思ったのですが、なぜか戻りが止まりがちだったので、逆方向にオイルパンの奥側に貫通する方向でねじを回し、無事除去することができました。
「ネジザウルス」に感謝。。
ドレンからATF抜き
前回のATF交換から1,2カ月程度しか経っていないけど、前回1回の交換だけだったのもあり、すでに結構黒ずんでましたね。ガスケットリング付け忘れて、もう一回ドレンボルト外してやり直し・・
オイルパン外し
今回は2回目だし、ジャッキも1段階高く上げたし、さらにインパクトドライバを用意したので、前回よりもだいぶ楽にボルト外しが完了。
さらに、液体ガスケットも固着しておらず(だから漏れてるんだけど・・)、ボルト2本を残してプラスチックハンマーで軽く叩けばオイルパンもすぐに外れます。ATFをこぼさないように、慎重にオイルパンを外します。
液体ガスケット剥がし
ガソリンを使うと良い、という意見は聞いていたのですが、結局用意できなかったので、地道にスクレイパーと真鍮ブラシと爪(笑)でこそぎ落します。
外したオイルパンはいいけれど、車体接合部が下からやらないといけないので、大変。
前回適当なところでサボったために今回の漏れを引き起こした原因の一つになったのでしょうから、今回は丁寧に剥がしました。
オイルパン接合
今度は漏れないように、液体ガスケットをまんべんなく塗りたくって・・・
今度は新品ボルトで再び13本を付けていきます。やっぱり、インパクトドライバーが役立った。
でもとにかくトルクには細心の注意を払いました。
と言っても小型のトルクレンチを持っていないので、手動ラチェットのハンドレンチで・・(苦笑)
できるだけ均等に適度な力で締めました。
ATF補充
今度は入れすぎないように何度も計測棒を見て確認。
感想
ネジザウルスの活躍もあり、何とかトラブルを乗り越えて自力で修理作業を終了。
昼食後から日没まで半日掛かってしまいましたが、半日で3万円の作業を自分でできたと思えばやはりコスパ的に良かったですね。
素人DIYだからトラブルはあったものの、ATFの交換作業も復習になりましたし、ねじ切れ対処も自分でできたし、今回の作業でも自分の成長を実感できました。
といっても、もちろん自動車は生命に関わることなので、万人にDIYはオススメできないですね。。
自動車は近い未来には自動運転となり、いずれリースなどが当たり前になって、自家用車を持つことが時代遅れ、という時代になっていくのでしょうか・・
でも、カーDIYって、やってみると楽しいんですよねぇ。。
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