バッテリー寿命延長器をディープサイクルバッテリーに繋いでみたら・・
我が家のDIY太陽光発電用の12Vディープサイクルバッテリーが「Replace(取り換え時期)」の表示が出たので
購入したバッテリー延命装置「エルマシステム のび~太 12V」を取り付けてみました。
そもそも、この装置は自動車のスターターバッテリー用なので、ディープサイクルバッテリー用に使うものではないのですが、1年3か月ほど使ったバッテリーのサルフェーション除去に使えるかなぁと思っての実験的試みです。
この装置の効果を測るために、バッテリーテスターで値を調べておいたので、確認。
エルマシステム設置3日後に、試しに計測してみました。
バッテリー延命装置 設置前後の測定値比較
太陽光発電用ディープサイクルバッテリー
型名:SEV12-105F
開始年月:2017年11月(使用期間 約1年3カ月)
項目 | システム設置前 | 設置3日後 |
---|---|---|
測定基準CCA(目安) | 800A | 800A |
測定電圧 | 12.88V | 12.88V |
CCA値 | 630A | 910A |
内部抵抗 | 4.7mΩ | 3.2mΩ |
劣化状態 | 62% | 100% |
充電量 | 98% | 98% |
総合評価 | Replace | Good battery |
「なんでこんなに良い数値が出てくるの??」
正直、測定結果画面を見たときは信じられずに、もう一度時間をおいて試してみたほどです。
さらに数日置いて計測してみても、結果はほとんど変わらず。
つまり、バッテリーの性能がけっこう(?)改善していたのです。
もちろん、最初に測定していた値がおかしい可能性もありますが、太陽光による発電のない夜にほぼ満充電の状態で同じ計測基準で測定しているので、大きな計測ミスや条件違いはないはずですが。。
っていうか、CCA値は初期設定の800CCAを超えています。
まぁ、もともと以前の記事(※産業用バッテリーは寿命確認できない?)で書いている通り、ディープサイクルバッテリーの測定自体があてにならないし、CCA値は参考程度にしかならないのだと思います。
ですので、注目していたのは「内部抵抗値」なのですが、これも「4.7mΩ」→「3.2mΩ」と下がっているので、少しはサルフェーション除去の効果があったのかなぁという希望的観測も。。
もっとも初期値が「4.7mΩ」というので、そもそも大した劣化はしていなかったのかもしれませんね。。
ディープサイクルバッテリーは、我が家のあまり使っていない自動車と違って、毎日充放電を繰り返しているので、そのたびにエルマシステムからのパルス電流が流れているはずなので、通常のカーバッテリーに設置するよりも効果が高いと考えられます。
何はともあれ、診断結果が「Good battery」と良くなったので、ちょっと気分良くなり。
一先ず、エルマシステムに感謝です。
ちなみに内部抵抗値に関しては、自動車に積んでいるバッテリーの内部抵抗値が「17.4mΩ」というかなりヤバい値?になっています。
そのため、今回の実験を機にエルマシステムはカーバッテリーの方に付け替えることにしました。
いずれにしても、エルマシステムがそれなりの効果がありそうなので、気を良くして最大限に活用していこうと目論んでおります。
今度は乗用車に乗せてから2週間ごとの計測をする予定。
数値で良い結果が出ると、なんか楽しいね~ 笑
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