DIYでやる必要あるのか?
足周りのブーツ類の交換、これは必須ですよね。
でも、車検の時に必ず確認してもらう場所ですし、その際に問題があれば車検の業者がやってくれる訳で、一度交換してもらえば、次の車検まで大体持ちますので、それを続ければ問題ないわけなんですが・・
そうです、車検を一般の業者への車検ではなくて、車検のDIYとも言うべき「ユーザー車検」で済ませようとすれば、話は別になりまして。。
当然、足回りのブーツ類も、問題があれば自分で直す必要があります。
さて、最近左フロントのタイロッドエンドブーツに亀裂があるのを発見してしまい。。
今後また、ユーザー車検をやる可能性もあるので、せっかくなのでDIYでのブーツ交換に始めてチャレンジしてみようかと。。
タイロッドエンドブーツの交換:
業者に頼むと: ¥20,000位らしい

作業手順
作業に必要な工具・消耗品
- ジャッキ・ウマ
- タイロッドエンドプーラー(脱着工具)
- メガネレンチ・ソケットレンチ(14mm、19mm等)
- トルクレンチ
- ラジオペンチ、精密ドライバーまたはマイナスドライバー(リング・割りピン取り外し用)
- ハンマー(軽めの打撃・振動用)
- ウエス、パーツクリーナー
- シャシーグリス(または耐熱・高荷重用ボールジョイントグリス)
- 新品のタイロッドエンドブーツ、固定用リングクリップ、割りピン
- リングクリップ付け用のヒモ(結束バンド等)
- 手袋。グリスで汚れる
交換手順(左フロント)
1.準備とジャッキアップ:
左フロントをいじる場合、ハンドルを右に切っておくと良い。
2.割りピンとキャッスルナットの取り外し:
ナット(キャッスルナット)にラスペネ吹いておく。
タイロッドエンドのボルト先端に刺さっている割ピンをラジオペンチでまっすぐに伸ばし、引き抜く。
キャッスルナットにメガネレンチ(17mm)をかけ、緩める。 ナットが手でスムーズに回せる。
※ボルトのネジ山を保護するため、ナットを完全に外さず、ツラ位置(ボルト先端と平らになる位置)まで少し残しておくとプーラー使用時の飛散防止になる。
位置まで緩んでいるか確認。
3.タイロッドエンドの離脱:

タイロッドエンドプーラーをナットとナックルの間にセットし、19mmのレンチでボルトを締め込む。固着が強い場合は、「カン!」と音がしてテーパー部が外れる。
ブーツが上向きになるように、180度回す(時計回り。戻すときは逆に)。
外れたら残しておいたナットを取り外す。
※タイロッドエンドがナックルアームから完全に分離し、上下に動くことを確認します。
4.古いブーツとリングの取り外し: 清掃作業。
マイナスドライバー等を使ってブーツを固定している固定リング(リングクリップ)を外し、古いブーツを取り外す。
内部の古いグリスをウエスで綺麗に拭き取る。パーツクリーナーは使わなくてもよい。
※ボールジョイント部を動かし、ガタを確認。新品ほど固い。緩すぎだと交換が必要。
5.新しいグリスの充填とブーツの装着:
ボールジョイント部に新しいグリスをしっかりと充填。新しいブーツの内側にも適量のグリスを塗り、ジョイントにかぶせる。軸の幹部分には塗らないで。
ブーツの溝にしっかり嵌まるように押し込む。
新品のリングクリップで周りを固定。→ 結束バンドを使ってリングを引っ張りながら、徐々に下げていく。
※ブーツ全周が溝に均一にはまり、リングで隙間なく固定されているか確認します。
ブーツ内に余計な空気が入っていれば、ボルト側から隙間を作って空気を抜く。
ブーツを下向きになるよう、180度回す(反時計回り)。
6.ナックルへの復元とナット・割ピンの締め付け:
差し込み前に、当たり面にうすくグリスを塗っておく。
タイロッドエンドのテーパー部をナックルの穴に差し込み、キャッスルナットを取り付けて締め付ける。
トルクレンチで43N/mで締め付け。増し締めのみで割りピンの穴位置調整。
割ピンを差し込み、先端を左右に曲げて抜け止めをする。
※割ピンが確実に開いて固定されているか、ナットが緩まない状態になっているか確認。

7.復元と確認:
タイヤを取り付け、ジャッキを降ろしてからホイールナットを指定トルクで規定締めします。
※試走を行い、ハンドル操作時に異常な異音や違和感がないか確認します。

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