直流電流をクランプメーターで計測
最近、いちいち回路を外さずに太陽光発電中の直流電流を計測したいと思い、クランプメーターを購入しました。
手に入れたのは、直流電流が計測できるクランプメーターの中で、現在最もコスパの良いとされている、KAIWEETSのHT206D。
サイズ感もよく、多機能。クランプでケーブルを挟むだけで、簡単に太陽光発電のリアルタイムの発電直流電流がデジタルで計測できます。
以前に別のクランプなしのデジタルメーターを購入してしまったのだが、最初からコレを買っておけば良かった。。
計測して気づいた、パネルの劣化
我が家のベランダDIY太陽光発電システムには、それぞれ違う種類の3枚のパネルがあります。
パネルメーカー/ 出力 | 種類 | 購入時期 | 保証期間 | 定格電流 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
LOOOP 105W | 単結晶パネル | 2017年10月 | 25年間 | 5.64A | 初回セット品 |
BougeRV 100W | フレキシブル薄型パネル | 2019年1月 | 1年間 | 5.62A | ¥18,500 |
SUAOKI 100W | フレキシブル薄型パネル | 2019年7月 | 1年間 | 5.89A | ¥19,800 |
いずれも100Wなので、大体同じ環境に置けば、同じくらいの発電量が期待できるはずです。
2022年9月、発電中にそれぞれのパネルから発電された電流をクランプメーターで計測してみると・・・
パネルの種類 | 計測値 (同時間帯に数回測ってみた) |
---|---|
LOOOP 105W | 3.2~4.4A |
BougeRV 100W | 1.6~1.7A |
SUAOKI 100W | 1.6~1.7A |
フレキシブル薄型パネルの発電量が明らかに少ない!!
単結晶パネルの40~50%程度の出力になってます。。
薄型パネルの購入当時のことを思い出すと、その時パネル個別に計測できるクランプメーターは持っていませんでしたが、天気の良い日で12Aとか出ていたので、どのパネルも定格に近い値で出力していたことは確かです。
しかし、3年以上たった現在、単結晶パネルと比較して、明らかに薄型パネルの出力は下がっているようです。
薄型パネルの保証期間が1年間だった・・
実は、薄型パネル購入時は、保証期間をよく見ていませんでした。
薄くて軽いし、太陽光パネルも利便性が高まったなぁ、とすっかりご機嫌でした。
つまり、耐久性がどうかなんて、意識していなかったのです。
普通の単結晶パネルが保証期間25年間なので、薄型パネルもそれくらい長く持つのではないかと勝手に思い込んでいました。。
調べてみると、いずれも、薄型パネル100Wの保証期間は1年間。
まぁ、4年間くらい使ったから、良しとするのかな・・。
ということで、2019年頃に私が購入した薄型パネルは耐久性がない。寿命が短い。
やっぱり、どこかに落とし穴があるもんですね・・・。
過度な期待は禁物です。
商品選びは冷静に、ですね。
最近の薄型パネルは寿命も延びてるのかな・・
何か、対策を考えていきたいのですが、予算の都合でしばらくはこのままかなぁ・・・
薄型パネル、もうちょっと寿命が長かったらよかったのに。
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