ソーラーパネルの枚数と出力ワット数
ソーラーパネルの出力ワット数は使用環境と使用目的によりますね。
我が家は小さなアパートです。
幸い太陽に近い3階です(笑)。
ただ、パネルを設置するのも狭いベランダの一角を使用するしかありません。
しかも素人ですし、お金もないので最初からパネルを複数設置しようとは思いませんでした。
ソーラーパネルも複数のものがありますが、先輩方のブログ等を参考にすると、
『出力60W以下のパネルでは物足りない』
という意見が引っ掛かりました。
どうせなら、実用的に使えるものにしたかったので、私は、出力100W程度のパネルを使おうと思いました。
そのレベルでは、インバーターの性能に依りますが、セットを見ると、実際に使える家電のレベルはせいぜい消費電力300Wのもののようです。
さすがにクーラーや洗濯機を動かすには無理があります。
我が家の暑い期間の長い沖縄では、扇風機を使用する時間も長いです。
また、私は仕事がらパソコンも良く利用します。
そのため、自作太陽光発電で使う電力の使用目的は以下のものに絞って使うことを想定しています。
●自分のパソコン
(本体+周辺機器で約200W)
●扇風機(2台で約60W)
●スマホ等の充電(3台で約15W)
後は実際に使い始めてどの程度使えるか、ですね。
太陽光発電では、結局節電にはならない?
先輩方のブログを参照すると、太陽光発電で電気代が大きく節約できた、という結論に至った方は残念ながら見かけませんでした。
これは、やはりバッテリーの性能と料金が大きなウェイトを占めていると感じました。
太陽光発電で得た電力を効率的に利用するには、バッテリーは欠かせません。
しかし、バッテリーの性能は繰り返し使うことで日に日に落ちてきますし、数年で役に立たなくなります。
※調べた当時のおおよその見積り
● バッテリーの単価 約2万円
● バッテリーの持ち 約2年=24か月
● ベランダ太陽光発電で節電代金 約800円/1ヶ月
● 2年間での節電代金 800円×24か月 = 19,200円
ということは、結局20000円 – 19200円 = 800円の赤字。
さらにソーラーパネル代や、その他の設備費用もかかるので、節電効果で元は取るのは難しい、といった結論が大半でした。
バッテリーを使用せずに、昼間太陽が出ている間だけ直接パネルから作り出した電力を使えば、元は取れるかも、という意見もありましたが、太陽が出ていないと使えない、というのは、やはり使い勝手が悪いですもんね。
カーバッテリーを並列でつないで使われている方もいらっしゃいましたが、並列利用はかえってバッテリーに性能劣化が高まるという意見もありました。
いずれにしても、太陽光発電で得た電力を安定して長期間利用するため、そして節電効果を高めるためにもバッテリーの性能はとても大切だな、と感じました。
結果的に、初期費用はある程度かかっても、長期間使えて長持ちする性能の高いディープサイクルバッテリーを選ぶことにしました。
コメント