仕事用の帽子が色褪せたので、着色スプレーを使った着色にチャレンジ
仕事で使っている帽子は、紫外線の影響を毎日のように受けるため、色が段々と褪せてきます。
元々紺色だった帽子は、色あせて白っぽくなってしまい、古びて見えるため、何とかまだ元気だよ、と思えるリペア作業をしていきたい。
別の記事にあるように、染料をつかって、しっかり染め上げるのが一番良いのでしょうが、いかんせん、面倒くさいです。。(苦笑)
今回は、簡単に染色するために、着色スプレー『染めGORO』を使って、手軽に色を戻せるか試してみました。
準備&作業手順
1. 素材を確認する
染めGOROは 天然素材(綿・麻・レーヨン等)に適した染めスプレー です。
以下の素材だと定着しにくい/できないことがあります:
- ポリエステル100%
- ナイロン
- 防水・撥水加工の布
- 合皮・革
まず帽子の品質表示をチェックしてください。
2. 準備
● 必要なもの
- 染めGORO(色)
- 新聞紙・ダンボール(下に敷く)
- ゴム手袋
- 霧吹き(軽く水を含ませる用)
- ゴミ袋やラップ(内側を汚さないため)
- ドライヤー(乾燥を早くする場合)
● 作業場所
・屋外、または換気が良い場所
・風が弱い、埃が飛んでこない環境
3. 帽子の事前処理(非常に重要)
✔ 軽く湿らせる
布を少し湿らせる(霧吹きで全体に軽く水を吹く)ことで、
スプレーが ムラになりにくく、より均一に浸透 します。
✔ 中に新聞紙 or 袋を詰める
・帽子の形を整える
・裏側に色が回り込みすぎないようにする
4. スプレー塗布
- スプレー缶を1分ほどよく振る
- 帽子から 20〜30cm離す
- 薄く、均一に数回に分けて 吹き付ける
(一度で濃くしようとするとムラ・垂れの原因) - 色を濃くしたい場合は
完全に乾かして → 追加で吹く を繰り返す
📝 ポイント
- 縁(つば)やカーブ部分はスプレーが乗りにくいので、角度を変えてまんべんなく。
- 手で触ると色移りするので、乾くまでは触らない。
5. 乾燥(必須)
自然乾燥で 数時間〜半日 が目安。
早く仕上げたい場合は「弱風のドライヤー」を使用可能。
6. 色止め(耐久性が上がる)
染めGOROには「色止めスプレー」が付属するバージョンもあります。
✔ 色止めスプレーがある場合
乾いたら 全体に吹き付けて、さらに乾燥。
✔ 色止めスプレーなし
以下をやると定着が良くなることがあります:
- 乾燥後に 低温のアイロンを押し当てる(当て布必須)
- 天日で一日乾燥させる
7. 仕上げ・確認
- 擦って色移りしないか確かめる
- 色が足りない部分があれば、再度軽くスプレーして調整
作業ギャラリー















スプレー着色前後の比較


無事、色褪せが治って元のネイビーブルーに戻った感じですね。
手間を掛けた染色と比べると多少ムラがあるかもしれませんが、見た目遜色ありません。
あとは、色落ち予防処置をすべきなのでしょうが、色落ち防止スプレーとかは持っていないので、しっかり乾燥させました。
長持ちしてくれるといいけどね。
感想
作業時間は、準備も含めてわずか15分ほどでした。
とにかくラクチンでしたね。
スプレーの残量が余っている間は、また色褪せしても時折スプレーしてあげれば良さそうです。

簡単に新品当時に近くなりました。
染めGORO、なかなかやりますね。


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