はじめに
仕事で使っている帽子が、だいぶ色あせてきました。
やつれた感じの帽子になりましたが、染色剤をつかって色染めすれば、復活するということを知りました。帽子2つとも元の色が紺色なので、一緒に紺色でプチDIY染色にチャレンジしてみようと思います。
果たして新品に近い色どりに戻ってくれるのか・・?
染め液づくり
色あせた仕事用の帽子2つ(合計約140g程度)をネイビーブルーで染色します。
近くのホームセンターで売っていたみやこ染の染料 コールダイオール(ネイビーブルー)を使ってみます。
準備
- コールダイオール 250g用の半分10g
- 熱湯250mL
- 溶かし用耐熱容器
- お湯約3.5L(約40℃)
- 塩30g
- まぜ棒
- たらい
- 計量器
- ゴム手袋
作業
・染料10gを計量器で計りとる
・染料が溶けにくいので、熱湯250mLで溶かし込む
・お湯3.5Lを用意してたらいに入れる
・塩約30gと溶いた染料をたらいに入れる
・たらいの染め液は約4Lになる
染色
作業
・衣料はあらかじめ洗って濡らしておく
・染め液に浸し、ムラにならないようよくかき混ぜる
・時々かき混ぜながら、30分漬け込む
洗い(ソーピング)、色止め
準備
- 中性洗剤
- ぬるま湯 約4L
- 自作色止め液(水3.5L 酢200mL 塩大さじ4)
作業
まずはソーピング。これも、色止め効果があるらしい。
・染め液から取り出して、水で軽くすすぐ
・ぬるま湯 約4Lを用意し、中性洗剤を適量入れる
・衣料を入れて洗う
・数回すすぐ。洗剤の泡が落ち切るくらいまで
続いて色止め作業。自作なので効果あるかは不明。
・自作色止め液を用意。
・衣料を入れて、30分置く
・脱水
最後に、陰干しして終了です。果たして結果は・・・?
結果とまとめ
さて、乾かした後の仕上がりを見てみると・・・
『大満足』でした。
左の帽子:
- ツバの付け根が白かったのが、目立たなくなった。
- 正面のデザインが染色で暗くなるかと思っていたが、おそらく繊維の性質が染まらない種類でデザインされていたので、暗くならず、周囲が濃紺になることで、かえってデザインがきれいに際立った。
右の帽子:
- 全体的に白っぽかったのが、きれいに濃紺に染まって新品のようになった。
いずれの帽子も色落ちで古ぼけていたのが、かなり新品に近く復活した感じになりました!
定期的に行うことで、きれいな状態を長く維持できそうです。
これだけの効果を感じられるのであれば、他の古ぼけた衣料にも試してみようという気になりましたね。
ちょっと染色に関心が深まりました。
安価で衣類の刷新が可能なDIY染色。
皆さんもチャレンジされてみてはいかがですか?
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