第三種電気主任技術者資格試験合格のための個人的な学習の記録です。
まずは10年分を目安に。
問題は覚えずに、計算は「解法」を複数覚えて、知識は回数を追うごとに「深める」ことを意識。
「ミス直し」が実力になる!
機械
単元別出題率
単元 | 出題率 | 備考 |
---|---|---|
①直流機 | 11.6% | 四機で50%以上 |
②誘導機 | 12.2% | 四機で50%以上 |
③同期機・回転機 | 16.4% | 四機で50%以上 |
④変圧器 | 12.2% | 四機で50%以上 |
⑤パワエレ | 12.4% | →近年増加傾向 |
⑥電動機応用 | 4.0% | |
⑦照明 | 4.2% | |
⑧電熱 | 4.7% | |
⑨電気化学 | 4% | |
⑩自動制御 | 5.8% | →近年増加傾向 |
⑪情報処理 | 11.4% |
演習履歴
日付 | 年度 | 得点 | コメント/今後の方針 |
---|---|---|---|
10/28 | H23 | 35 | 当然だが、不合格。基本学習が全く身についていないことを痛感。特に土台となる四機が全く身についていない。知識も、計算も。 /四機の復習、例題演習。毎週末に過去問演習を。 |
11/11 | H22 | 35 | とにかくヒドイ・・。特に四機の計算が全滅。先回の反省をちゃんと実行せよ。 /四機の計算練習。照明も復習。 |
11/23 | H21 | 65 | 思わぬところで合格点が取れたが、問題が易しめだったと言える。練習で一度解いていた問題も含まれていたし。B問題の(a)を全て取れたのが大きいか。 /ミス直しが実力になる!四機の計算練習をもっとやれ! |
12/10 | R5 | 45 | 現実の実力。公式を使いこなせていない。知識も浅い。浅はかなやりくりでは対処できない。 /根本的な理解と公式の意味の理解、使いこなしが必要。改めて理解を深めていく。電動機、その他。 |
12/17 | R4下 | 70 | 合格点だが、たまたま解きやすい問題の年という印象。 細かいところの対策が不十分。 /変圧器復習、インバーター復習(連続で出ている) |
12/24 | R4上 | 65 | ギリギリまぐれライン。合格点が続いたが、いろんな部分が中途半端だらけなので決して慢心してはならない。 /再度解き直して意味をしっかり理解する。 |
1/3 | R3 | 75 | 直前学習なしで解き始め。初めて手ごたえを感じた。しかしながら細部が甘すぎることを実感。選択肢を絞り込んで一か八か、ではなく、確実な得点を重ねるための力量を得なければならない。 /A問題の計算を確実に。あいまいで丸が取れたものも確実に取るための復習。 |
1/12 | R2 | 55 | 問題が変わると合格点を取れない現実。計算方法を忘れている。 /毎日計算問題の類題を解くべし。2月中の目標毎回70点越え。 |
1/27 | R1 | 64 | 解いた問題があるのにギリギリ。。時間も不足。 /誘導電動機、伝達関数、論理式、変圧器 |
2/3 | H30 | 64 | 70点に届かず。法規と通しで実施してギリ合格点。もう1ランク上げる。 /伝達関数。 |
2/8 | H29 | 60 | 70点どころかギリギリ。合っていると思い込んでいるところがミスしている。解法までは当たっている問題は増えているので、実力はついている。ミスの原因(√3忘れ、引掛けに見事に引っ掛かる)など、ミスしやすい部分に気を使うべし。 /同期機、照度復習 |
2/18 | H28 | 65 | 70点に一歩届かず。もう一歩踏み込んだ理解が必要。 /四機類計算、各要素の意味を再確認 |
2/28 | H27 | 55 | この時期で不合格はかなりマズイ。。しかも出来たと思ってのこの点数。。 前半の計算問題でのミスも多い。。理解が浅くて対応力が甘い。 /ミス直しからの理解を深めることを繰り返す。問題をよく読む! |
3/10 | H26 | 45 | ヒドイ( ;∀;) /電動機の計算さらにやり込む。電子レンジ、燃料電池、p,q,eの計算。 |
3/16 | H25 | 55 | ここにきてヤバい・・。悪あがきでも修正していくしかない。残り1週間。 A問題でのミスが多すぎる。 /電動機の仕組み再確認。全体的な復習。 |
3/17 | H24 | 60 | 最後と思ったが、得点伸びず。結局ボーダーラインの実力。残り1週間で総復習をしていく。 |
3/24 | R5下 本番 | 75 | 何とか合格点確保! 良かった〜 |
法規 (試験時間65分)
単元別出題率
単元 | 出題率 | 備考 |
---|---|---|
電気設備技術基準とその解釈 | 60% | メイン |
電気事業法及び施工令、規則 | 17% | ここから始める |
設備管理 | 17% | 主に計算問題 |
電気用品安全法、電気工事士法他 | 6% |
演習履歴
日付 | 年度 | 得点 | コメント/今後の方針 |
---|---|---|---|
11/4 | H23 | 43 | 計算問題の重要性を体感。何となく感覚が分かった。 /計算問題演習を行う。知識問題を引き続き隙間時間に。 |
11/18 | H22 | 50 | 計算問題の受講を一通り終えて、直前に計算問題対策を行ったので、多少功を奏した。知識問題が全然ダメなので、直前まで対策を継続していく。 /計算問題の演習。隙間時間の知識問題対策。 |
12/3 | H21 | 51 | 計算2/3だったが、うち1問は既知問。知識の失点が多過ぎる /知識を深めるため、継続アプリ学習&ノートまとめ。 |
12/10 | R5上 | 38 | 知識が2割のひど過ぎ・・。計算もまだまだ曖昧。やりこみが必要 /知識学習継続。予測を当てにしない程度にまでやり込む必要あり。 |
12/17 | R4下 | 56 | リアルな得点。合格点に届かないくらい。 /計算4/6だが。知識が弱すぎる。知識を繰り返せ! |
12/24 | R4上 | 56 | またまたリアルな得点。B問題の易しい問題で落としている。忙しくて平日の勉強時間が確保できないが・・ /めげずに繰り返すのみ。 |
1/6 | R3 | 63 | 初めての合格点だが、運良くできた程度。 /少しずつ実力は上がってきているので、この調子で定期的な学習を続けていく。 |
1/20 | R2 | 52 | 届かず。A問題で落としすぎ。しかも合格ライン突破してるかと思いこんでいたので、以下に甘いかを自覚。選択を2つに絞れても最後で間違う。ミスを誘う問題が多いので、その見極めができる知識を深める必要がある。 /自作ノートを更新しながら何度も見返し、細かい部分も把握していく。2月中の目標毎回70点越え。 |
1/28 | R1 | 44 | ヒドイ。出来たと思ってのこの点数。ヤバイ。基礎力不足。 /改めて総復習。接地抵抗、絶縁耐力試験、ほか・・ |
2/3 | H30 | 62 | まぐれ。70点届かず。 /全日効率系の計算。 |
2/10 | H29 | 57 | 不合格。まずい。分からなくても選択肢から逆算するくらいの意地が必要。 |
2/18 | H28 | 63 | 70点届かず。もう一歩知識を深める。計算もやり込む。 /絶縁耐力試験、接地計算復習 |
3/10 | H27 | 75 | ようやく70超え。ただし、手応えなし。たまたま。 /時間がない。仕上げにいく。 |
3/10 | H26 | 73 | 70越え。A問で稼げた、B問はやさしめなのに1問ミス。 /もう一度 需要率、負荷率計算。 |
3/15 | H25 | 56 | A問全く自信なしの運の世界?。B問できたと思って見事に引っ掛けに引っ掛かってる。 本番前に大ミスをするのは良い体験。運を減らすために知識拡充を継続。 /より仕上げに掛かると共に、出題者の引っ掛けにも意識できるように注意深く確認。選択肢が怪しいと感じたら、問題を再度読んでみる。あと、配線図読めるように学習。 |
3/17 | H24 | 55 | 結局合格できないレベル。ボーダーなので、残り1週間で総復習。 /知識やり込む。総復習。 |
3/24 | R5下 本番 | 81 | 無事にクリア! 自習室で直前に復習していたB問題が出た!ラッキー! |
理論
単元別出題率
単元 | 出題率 | 備考 |
---|---|---|
電気回路 | 46.7% | |
電磁気学 | 25.8% | |
電子理論 | 19.2% | |
電気電子計測 | 8.3% |
演習履歴
日付 | 年度 | 得点 | コメント/今後の方針 |
---|---|---|---|
4/30 | 令和元 | 35 | 当然だが、不合格。基本問題での取りこぼし。計器や電子機器の知識ゼロで全く歯が立たず。問題の配列や難易度、時間感覚の掴み始め。 /不足単元の学習、回路問題の演習をひたすら重ねる。毎週末に過去問演習を。 |
5/21 | 令和2 | 50 | 電気回路を演習して臨んだが、そこまで問題量が多くなかった。時間の感覚は分かってきたが、初見問題への対応力が問われる。 /電磁気の演習が必要。テブナンの定理の理解と演習も必要。電子機器への知識も。 |
6/18 | 令和3 | 40 | 酷い。基本で落とし過ぎ。初見問への対応力 /電磁気力、平行平板コンデンサ、トランジスタ |
6/25 | 令和4上 | 40 | 全然ダメ。凡ミス ⇒ やり込み不足 /平行平板コンデンサ、トランジスタ |
7/8 | 平成30 | 50 | 難しすぎる。。最中に頭が痛くなってきた。時間も足りない。 /電磁気やコンデンサの演習を重ねる。単元別過去問演習の積み重ね |
7/22 | 平成29 | 50 | H30よりはまだ取り組めた感じだったが、得点には結びつかず・・。まだまだ応用力不足、理解範囲を広げる必要あり。 /磁力系の再学習、トランジスタ系の問題をやり込む |
7/29 | 平成28 | 40 | 結果はかなり酷い。しかも、「それなりに出来た」と思っていた事がマズイ。 論説問題への取りこぼしが多すぎた。もう少しでマルになるところまで来ている問題も多いので、詰めの甘さを克服すべくやり込む。 /物理現象を正確に把握すべき。 |
8/2 | 平成27 | 70 | 初めて合格点。サービス問題多めなので難易度低めの年。1問は既知問題だったので実質65点。 /解法までのスピードを上げる必要あり。引っ掛けを見つける推察力。 logの計算、オペアンプ。磁気系の総復習。 |
8/5 | 平成26 | 65 | ギリギリ合格。出来たという感覚=ギリギリというレベル状況。 /コンデンサを極めよ。並列回路。三相でのミスを減らす。 |
8/11 | 令和4下 | 40 | すべてが半端・・。計算ミスが多い。もう少しまでできている問題も多い。 /計算「丁寧」に!詰めが甘いので、やり込む。ローレンツ力 F=BIl=Bev |
8/17 | 平成25 | 80 | 直前期によく出来たので、少々うれしかったが、現状問題のレベル運に左右される段階。悪あがきをやるのみ。 /定性的に掴めるように問題の主旨とポイントを早い段階で掴む。 |
8/20 | R5上 本番 | 90 | 本番はけっこう易しめだった。感謝 \(^o^)/ |
電力
単元別出題率
単元 | 出題率 | 備考 |
---|---|---|
送電 | 22.5% | 回路計算も |
変電 | 20.8% | |
配電 | 18.4% | |
火力 | 13.3% | 効率計算、構造の把握 |
水力 | 13.3% | 構造の把握 |
新エネ | 6.7% | 今後、増える予感 |
原子力 | 5.0% | 今後、益々減りそうな予感 |
演習履歴
日付 | 年度 | 得点 | コメント/今後の方針 |
---|---|---|---|
5/5 | 令和元 | 45 | 当然だが、不合格。基本知識問題でも取りこぼし。計算問題全く歯が立たず。問題の配列や難易度、時間感覚の掴み始め。 /計算問題の演習への取り組み。知識を深めていく。 |
5/27 | 令和2 | 50 | 不合格。先回同様 知識問題でも取りこぼし、計算問題全滅。 /電力の計算問題への取り組みに本格的に着手せよ。 |
6/18 | 令和3 | 70 | 初めて合格点。直前に復習が功を奏す /変圧器分圧、電圧降下、たるみ計算など |
7/1 | 令和4上 | 60 | 計算問題への対応ができて来たが、まだまだライン上。直前の復習したからの得点。/計算問題のやり込み。変圧器分圧、水力・火力。 |
7/15 | 平成30 | 75 | B問題の(a)が3問とも解けて、更に問17は(a)(b)共に解けたのが大きい。計算問題を攻略できると確実になる。少し自信→でもすぐ忘れるからな。 /計算問題さらにやり込み。変圧器知識、分圧等、水力。 |
7/29 | 平成28 | 45 | 一日に2科目を続けてやってみたが、目の疲れによる頭痛や集中力の継続への課題があることが改めて実感。電力へのほのかな自信はなくなり、切迫感が高まった。 /計算問題の解き方を忘れる → 定期的なやり込み。 |
8/1 | 平成29 | 45 | ヒドイ。直前に20分復習したのに。細かい部分までの理解が必要。残り1か月のバネにせよ。 /本番時、自信ないのは△マーク → 後で見直す。難易度は運だが難しくても最低限取れるようにしておく。 |
8/6 | 平成27 | 60 | 出来たと思って、ギリギリが今の実力。知識での2択まで絞れてからの取りこぼしも多い。 /知識の再確認と計算問題への慣れ。正誤問題は(5)から見ていく。 |
8/19 | 平成26 | 70 | 苦し紛れで2問合ってた感じ。前日でまだまだボーダーだが、惜しいところまでは到達している。総復習して本番に挑め。 /計算関連を総復習。 |
8/20 | 令和5上 | 80 | 本番はまずまず。何とか合格基準にはこぎ着けた感じでした。 |
令和5年下期試験にて、無事電験三種を合格できました!!
がんばった甲斐がありました~~(安堵。。)